○議長(西居勉君) 次に、
井上佐由利さんの発言を許します。
井上佐由利さん。 〔26番
井上佐由利君 登壇〕
◆26番(
井上佐由利君)
日本共産党の
井上佐由利です。 代表いたしまして、議第15号、第16号、第24号、第32号、第38号、第40号、第54号について、
反対討論を行います。 まず、議第15号平成23年度
近江八幡市
一般会計予算について、
反対討論を行います。 まず、
職員削減は、今日までにも明らかにされておりますように、
病院事業を除き、健康、福祉、教育分野での専門職である保健師、
社会福祉士、
幼稚園教諭、保育士等を除いた基準数455名から1割削減の45名を、平成26年4月1日には410名の目標があります。 合併前に、県平均以上の削減を進め、人的環境としては余裕のある状況ではないとの認識をされておりますが、直接財源削減につながるとして、その方向で進めようとしています。そのことは、学校教育の給食の民営化に直接結びついているものでもあります。また、安土の総合支所の課を住民課と福祉課を一緒にするとのことで、現在の5課を4課に減らし、支所の機能を低下させ、その上に安土地域の全戸から年間200円を徴収する状況です。 新
年度予算では、
削減対象外では増員されておりますが、削減対象からは職員10名の削減になると聞いております。今日、本市職員の中でも、精神や心的な面でストレスや病気が増加したメンタルケアの対策も必要な状況にあり、職員の労働強化につながり、一方で住民への
サービス低下は必至となります。 財政面に重きを置いただけの
職員削減10%目標をいま一度根本から再検討すべきと考えます。 さらに、
枠組み予算として、今年度は6.4%のカットでありました。平成20年度11.8%、平成21年度は11.4%、平成22年度は8%、そして先ほど言いましたように23年度は6.4%のカットであります。この4年間で37.6%の削減であり、一般財源で持ち出しております事業、特に福祉や保育、教育などの分野では、その影響を大きく受けております。きめ細かいところをちびちび減らしたり、使用料を徴収したりすることで影響が出ております。
枠配分予算の仕組みが硬直化をもたらすものであるということは、言うまでもありませんが、福祉、教育、保健関連の分野では一般財源のところで削るしかない状況に追い込まれており、枠配分の
あり方そのものが今問われておると考えます。 ソフトの部分も住民生活に直結するだけに、充実する方向での検討が必要と考えます。 次に、
子どもセンターは同和行政の名残でもあり、早急に職員の配置、施設のあり方について見直すべきものと考えています。
人権センターは
中央公民館として利活用し、
財団法人人権センターは解散されることを求めておきます。 また、ごみ袋の導入については、袋を導入したところでごみの減量化につながりません。安土の経験からいえば、ごみの
減量化計画とあわせて、住民の
ごみ減量運動なしには進まないと考えます。
事業系ごみの減量計画もあわせて計画すべきです。 ごみ問題に真正面から向き合い、住民の議論と協働の力でごみの減量化に取り組む姿勢が今必要かと考えます。 そして、議会で議論された
桐原小学校の耐震については待ったなしの課題です。
災害避難場所としての役割もあることから、早急に計画を持つことを求めておきます。 次に、今日まで安土で積み上げてきた施策を
近江八幡市全体に広げることが大切と考えます。 新
年度予算の中では、安土で行われてきた施策はそのまま生かされることなく、
福祉自動車は有料化、中学校の
通学ヘルメットの支給は廃止、給食費の
引き落とし手数料の個人負担、中学校独自の健診の廃止、
中学校部活動の補助削減、
高齢者インフルエンザの
公費負担金の見直し、
安土公民館の有料化など、直接住民にかかわる施策は何もかも廃止や見直しでありました。 乳幼児健診の2歳半健診は、2歳半相談となり、市の中でも健診として実施できていないのは、もう残り4市となっております。早急に歯科健診を導入され、どこの市でも当たり前に実施されている事業として、本市も取り組まれることを求めておきます。
療育手帳Bの
医療費助成については、
東近江圏域の中で本市だけが実施できておりません。軽度の障害を持つ方々が安心して医療にかかれる
体制づくりに一歩を踏み出すべきと考えます。 次に、本市の
在宅介護で生活されている方は1,700人、施設介護の方は400人とのことでした。多くが
在宅介護で生活を送っておられることから、市としても、
在宅介護を支えておられるご家庭への支援策を一般施策の中で、
非課税世帯はもちろんのこと、課税世帯に支援されることを求めておきたいと思います。 また、新年度から、
マリエート体育館では、安土地域の
社会教育施設の
貸し館手続やかぎの受け渡しは行ってもらえなくなります。申請は支所へ、かぎは公民館で受け渡すとのことですが、なぜこんなに不便さを強いられるのか、今日まで文芸の郷事業団とは行政とともに歩んできたところですが、水臭い関係になろうとしています。この点では、木野区長自身が住民の便宜を図るために努力をしていただきたいと考えます。 保育園の待機児童についても、本市の今年度の入所児童数総数で1,495人です。保育園に今待機児童としておられるのは80人、また無認可で託児所に通っておられる子どもたちが120人とのことでした。早急に、活用されていない公共施設を使用するなど、具体的な手だてを打っていただきたいと考えます。 また、学校給食の民営化については、2校が民間の業者に委託されます。民営化で調理師さんが子どもたちとかかわれる機会も失われ、生きた食育指導が行われにくくなると考えます。食育計画についても、安土町も
近江八幡市もそれぞれ作成しておりますので、互いのよいところを学校給食などそれぞれの分野で反映されたいと考えます。 いろいろ述べましたが、合併してそれぞれのよい施策を互いに広げることが大事と考えます。安土のよいところは切り下げずに、
近江八幡全体に広げられることを求めます。
近江八幡市の基金は81億円、その1%を取り崩してでもきめ細かな施策が行えます。今年度から、合併の交付金もおりてきます。その財源を当て込んでも十分できるはずです。株式会社
近江八幡市というのなら、税金を納めている市民は株主であったり社員に該当するわけで、市民に対し還元をすることが優良な企業と考えます。 市長は、再三にわたって、安土との融合を口にされるのなら、安土の施策を
近江八幡市全体に広げることが融和の第一歩と考えます。ぜひ広げる努力を求めて、反対といたします。 続きまして、議第16号平成23年度
近江八幡市
国民健康保険特別会計予算について、
反対討論を行います。 今回の提案は、保険料の引き上げ提案です。このたび
近江八幡地域と安土地域の保険料を統一され、安土地域の保険料は大幅引き上げとなります。国保の加入者は年金者や低所得者の加入者が多く、所得が低い方が多く加入されています。国の医療費の改定や国庫負担の削減で、国保は赤字となり、県から借り入れを行うのですが、所得150万円の方で24万円の保険料です。所得の1割を超える保険料を支払わなければならない状況が深刻なのです。 所得割の部分が11.57%まで引き上げられ、安土地域では現状より3%、八幡地域で1%の引き上げが、支払う側からすれば大変しんどい状況を生み出します。現在、91%の収納率ですが、保険料が上がれば滞納もふえ、収納率も下がると予想されます。これはもう悪魔のサイクルに陥ります。 市は、一般会計から繰り入れは行わない方針を明確にされておりますが、ここはいま一度支払いやすい保険料に抑えて、納めてもらう施策をとるべきだと訴えて反対といたします。 続きまして、議第24号平成23年度
近江八幡市
後期高齢者医療特別会計予算について、
反対討論を行います。 病気になりがちな高齢者の医療だけを別勘定にしたのが後期高齢者医療制度の根幹です。保険料も広域で一本です。民主党は、後期高齢者医療制度の廃止を公約にしておりましたが、廃止どころか、現在では、厚生労働省は、高齢者の医療制度改革は市町村国保の広域化を進めるための大きなチャンスとして強調しています。国保に高齢者を戻しはするが、75歳以上の高齢者はあくまで別勘定とし、まさに看板のつけかえの検討が進められているようです。要は、国の財政負担をさらに減らすものであります。 後期高齢者医療制度は廃止しかありません。国の責任を明確にして、安心して高齢者が医療にかかれるよう制度設計をすることを国に求めて、反対といたします。 議第32
号近江八幡市すくすく
育児支援金支給条例の一部を改正する条例の制定について、
反対討論を行います。 この条例は、平成19年3月に、子どもを産むなら
近江八幡、子どもを育てるなら
近江八幡との第一歩として、
子育て支援策として提案され、第3子目以降の出産に対し祝い金10万円の支給として、本市の独自施策で出発されました。しかし、このたびの子ども
手当とのかかわりから8万円に減額する条例に見直そうとするものです。 この間の特殊出生率の推移ですが、平成19年、県が事業を始められた年ですが、県は1.43、本市では1.45%でした。20年度は県が1.45で、市は1.46%です。21年度では県が1.45%で、市が1.56%です。事業の出発当初は、市の出生率も県と変わらなかったのですが、平成21年度では県が1.46%で、市は1.56%で、6.1ポイント増加しています。特殊出生率を見ても、出生率の年次推移を見ても、出生率は伸びております。 また、子ども
手当が2万円あるからとの理由で10万円を8万円に見直すとはどういうことでしょうか。子ども
手当でいえば、国会では当初3人目は2万円と言われていましたが、野党との折り合いがつかず、3人目は2万円の子ども
手当支給の法案は現在成立するめどが立っておりません。一方、所得税と住民税の年少扶養控除は既に廃止され、所得税でいえばことしの1月から増税になっておりますし、住民税は来年6月から増税となります。税との関係から見ても、3人目を出産することで増税になる状況が生まれてしまいます。 私は、今の時点で引き下げる必要はないし、今後はむしろ拡充の方向が必要と考えます。 委員会でも、福井県はすごいとの意見が出されておりました。何がすごいのかと思いまして、私も調べてみました。南越前町では、3人目が100万円を支給されるとのことです。勝山市では、3人目は30万円、4人目が40万円、5万目は50万円、若狭町では3人目は20万円、福井県内の6市町が1人目から祝い金を出されて、3人目まで支援をされております。結果、福井県の出生率は全国で上から5番目で、1.55%でした。ちなみに、滋賀県は14番目です。 冨士谷市長に、就任されてからの
子育て支援施策でもあり、ここはこだわってでも削減すべきではないと考えます。予算的には200万円です。こんなところを削らなくても、議員や市長の歳費をもう一度見直してでも、力を入れるべきことを申し上げるとともに、同時に、
枠配分予算がこういうところに影響が出ているということを深く認識していただきまして、反対といたします。 続きまして、議第38号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、討論を行います。 船だまりの
指定管理者の指定についての議決ですが、
指定管理者の要綱も議論いたしましたが、今日の諸状況にかんがみ、現時点では
指定管理者制度で任すのではなく、市として直営で管理されることのほうが望ましいと判断し、反対といたします。 続きまして、議第40号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、これも財団法人
近江八幡人権センターがいきいきふれあいセンターを
指定管理者として受けるというものですが、そもそも財団法人
近江八幡市
人権センターは、同和行政も終結し、大きな役割を終えたものであり、解散すべきとの立場から反対といたします。 最後に、議第54号江八幡市
安土福祉自動車条例の制定について、
反対討論を行います。 この条例は、合併する前に旧安土町で運行されていた
福祉自動車を引き続き安土町地域自治区内において運行するための条例制定であります。 合併後、何度も議会で
福祉自動車の存続を求める質問をし、また旧
近江八幡市にもこの制度を拡大することを求めてきました。 条例は使用対象者を条例第5条に載せられておりますが、4項、5項の適用で十分な活用を望みます。 今まで無料でありました使用料100円を取ることを条例に明記されました。使用対象者、障害者の方々から使用料を取ることになぜこだわるのでしょうか、本市の福祉施策を進める心が問われています。 なお、今後、全市に運行され、
近江八幡市安土
福祉自動車でなく、
近江八幡市
福祉自動車となることを期待しておきます。 今回の条例制定は存続してほしいとの住民の声が反映されたものとして評価するものですが、使用に当たっては使用料100円を支払うことを明記した条例に対して反対といたします。 以上、長くなりましたが、
反対討論を終わらせていただきます。
○議長(西居勉君) 以上で
井上佐由利さんの討論を終わります。 これより採決をいたします。 まず、市長提出議案のうち、
反対討論のある案件を順次起立により採決をいたします。 お諮りします。 議第15号平成23年度
近江八幡市
一般会計予算は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第15号は原案を可決することに決しました。 お諮りします。 議第16号平成23年度
近江八幡市
国民健康保険特別会計予算は、教育厚生常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第16号は原案を可決することに決しました。 お諮りします。 議第24号平成23年度
近江八幡市
後期高齢者医療特別会計予算は、教育厚生常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第24号は原案を可決することに決しました。 お諮りします。 議第32
号近江八幡市すくすく
育児支援金支給条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第32号は原案を可決することに決しました。 次に、お諮りします。 議第38号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第38号は原案を可決することに決しました。 次に、お諮りします。 議第40号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第40号は原案を可決することに決しました。 次に、お諮りします。 議第54
号近江八幡市
安土福祉自動車条例の制定については、総務常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第54号は原案を可決することに決しました。 次に、市長提出議案のうち、
反対討論のない案件を採決します。 まず、
予算関連議案について、議第1号から議第14号まで、議第17号から議第23号まで、議第25号、議第26号、議第51号及び議第52号の25件を一括採決します。 お諮りします。 議第1号平成22年度
近江八幡市
一般会計補正予算(第5号)、議第2号平成22年度
近江八幡市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第3号平成22年度
近江八幡市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議第4号平成22年度
近江八幡市
老人保健事業特別会計補正予算(第2号)、議第5号平成22年度
近江八幡市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議第6号平成22年度
近江八幡市
介護認定審査会共同設置事業特別会計補正予算(第2号)、議第7号平成22年度
近江八幡市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第3号)、議第8号平成22年度
近江八幡市
介護保険事業特別会計(
サービス事業勘定)
補正予算(第3号)、議第9号平成22年度
近江八幡市
子ども療育事業特別会計補正予算(第2号)、議第10号平成22年度
近江八幡市
文化会館事業特別会計補正予算(第3号)、議第11号平成22年度
近江八幡市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議第12号平成22年度
近江八幡市大中の
湖地区基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)、議第13号平成22年度
近江八幡市
水道事業会計補正予算(第2号)、議第14号平成22年度
近江八幡市
病院事業会計補正予算(第3号)、議第17号平成23年度
近江八幡市公共下水道事業特別会計予算、議第18号平成23年度
近江八幡市農業集落排水事業特別会計予算、議第19号平成23年度
近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計予算、議第20号平成23年度
近江八幡市
介護保険事業特別会計予算(
保険事業勘定)、議第21号平成23年度
近江八幡市
介護保険事業特別会計予算(
サービス事業勘定)、議第22号平成23年度
近江八幡市子ども療育事業特別会計予算、議第23号平成23年度
近江八幡市文化会館事業特別会計予算、議第25号平成23年度
近江八幡市水道事業会計予算、議第26号平成23年度
近江八幡市
病院事業会計予算、議第51号平成22年度
近江八幡市
一般会計補正予算(第6号)、議第52号平成22年度
近江八幡市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、以上25件は、総務、教育厚生及び産業建設の各
常任委員会の
審査報告のとおり、原案を可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議第1号から議第14号まで、議第17号から議第23号まで、議第25号、議第26号、議第51号及び議第52号の25件は原案を可決することに決しました。 次に、
条例関連議案について、議第27号から議第31号まで、議第33号から議第37号まで、議第53号及び議第55号の12件を一括採決します。 お諮りします。 議第27
号近江八幡市きめ細かな・
子育て支援医療対策基金条例の制定について、議第28
号近江八幡市
改良住宅基金条例の制定について、議第29
号近江八幡市
特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、議第30
号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、議第31号
近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、議第33号
近江八幡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議第34
号近江八幡市
土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議第35号
近江八幡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、議第36
号近江八幡市
事務分掌条例の一部を改正する条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議第37
号近江八幡市
琵琶湖干拓大中の
湖地区新田排水機場管理条例を廃止する条例の制定について、議第53
号近江八幡市
子ども療育事業対策基金条例の制定について、議第55
号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上12件は総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議第27号から議第31号まで、議第33号から議第37号まで、議第53号及び議第55号の12件は、原案を可決することに決しました。 次に、その他の議案について、議第39号及び議第41号から議第50号までの11件を一括採決します。 お諮りします。 議第39号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第41号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第42号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第43号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第44号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第45号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第46号公の施設の
指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第47
号近江八幡市及び東近江市における大中の
湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の廃止に関する協議につき議決を求めることについて、議第48
号近江八幡市及び東近江市における大中の
湖地区基幹水利施設管理事業事務委託に関する協議につき議決を求めることについて、議第49号市道路線の廃止につき議決を求めることについて、議第50号市道路線の認定につき議決を求めることについて、以上11件は総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の
審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議第39号及び議第41号から議第50号までの11件は、原案を可決することに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第4 推第1号
近江八幡市
農業委員会委員となるべき者の推薦
○議長(西居勉君) 次に、日程第4、推第1
号近江八幡市
農業委員会委員となるべき者の推薦を議題といたします。 お諮りします。 議会推薦の
農業委員会委員の推薦については、議長から指名することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議会推薦の
農業委員会委員は、議長から指名することに決しました。
農業委員会委員に、市内浅小井町669番地、松村清吉さん、市内鷹飼町1132番地、中江しげさん、市内安土町大中32番地、下村君代さん、以上3名を推薦したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議会推薦の
農業委員会委員に、市内浅小井町669番地、松村清吉さん、市内鷹飼町1132番地、中江しげさん、市内安土町大中32番地、下村君代さん、以上3名を推薦することに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案の上程(
提案理由説明) 議第56号、会第1号~会第3号
○議長(西居勉君) 次に、日程第5、議案の上程を行います。 議第56号並びに会第1号から会第3号までの4件を上程し、件名を事務局から朗読をさせます。 議会事務局長立岡功次君。
◎事務局長(立岡功次君) 朗読します。 平成23年第1回(3月)
近江八幡市議会定例会追加提出議案市長提出議案議第56号 財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて議員提出議案会第1号
近江八幡市議会基本条例の制定について会第2号
近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について会第3号
国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書の提出について 以上であります。
○議長(西居勉君) ここでお諮りいたします。 ただいま上程しました会第2号については、会議規則の規定により提案理由の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、会第2号については、提案理由の説明を省略することに決しました。 それでは、市長提出議案について、提案理由の説明を求めます。 市長冨士谷英正君。 〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 本日追加いたします案件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議第56号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、委員の任期満了に伴い、常楽寺財産区の財産区管理委員を選任することにつき同意を得たく、提出するものでございます。 以上、本議案につきまして、よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(西居勉君) 次に、会第1号について提案理由の説明を求めます。 議会改革特別委員長高木健三君。 〔23番 高木健三君 登壇〕
◆23番(高木健三君) 会第1
号近江八幡市議会基本条例の制定について、議会改革
特別委員会を代表いたしまして提案説明をいたします。
近江八幡市議会では、昨年6月に議会改革
特別委員会を設置し、市民に開かれた議会、市民参加の住民自治を推し進める議会として、これまで積み重ねてきた改革への取り組みをより確かなものとするため、
近江八幡市議会基本条例制定に向けた取り組みを中心に議論を重ねてまいりました。 この議会基本条例は、
近江八幡市議会の今後のあり方、議員のあり方、議会と市民との関係など、議会改革を目指す
近江八幡市議会にとって大変重要な条例として提案するものであります。 検討経過の概略を申し上げますと、昨年6月に議会改革
特別委員会を設置し、あわせてこの
特別委員会に作業部会も配置いたしました。この作業部会においては、議会基本条例の調査研究と本条例の素案づくりに取り組んでまいりました。 また、議会改革
特別委員会では、既に制定されている先進議会の養父市議会や京丹後市議会への視察を行いながら、条例の枠組みイメージを検討し、基本条例案の検討を行いました。 一方、全議員を対象に、議会改革議員研修会を龍谷大学の土山先生に講師をお願いし、「議会改革の背景と潮流、議会基本条例の広がりが示すもの」と題し、講演をいただき、議会改革について学びました。 議会改革
特別委員会並びに作業部会においては、議会基本条例素案の実質的な検討を進め、多くの時間を割き、真摯に論議を重ねてまいり、議会全員協議会も随時開催をしてきました。 12月には、素案に対して理事者から意見をいただき、また本年1月には基本条例案を住民の方々へ公表し、広く市民の方からのご意見を募集し、意見集約を行いました。提出件数は28件、6名の方からご意見をいただきました。 全議員による
近江八幡市議会基本条例案の住民説明会を本年1月24日に
近江八幡市文化会館、翌25日には安土町公民館にて開催し、直接この基本条例案に対するご意見をいただいたところです。 このご意見を参考にさせていただき、議会改革
特別委員会で検討を重ね、条例案をまとめ、先般、全員協議会にて説明報告を行いました。 その結果を踏まえて、議会改革
特別委員会としての最終条例案を集約させていただきました。 それでは、条例の内容について申し上げます。 まず、条例の組み立てですが、議会に関する最も重要かつ基本的な条例であることから、前文を掲げ、章立ての形式といたしました。 前文においては、二元代表制のもと、市議会が担う役割、使命がますます重要となっている背景を踏まえ、市議会全体が改革に努め、市民の代表として行動する議会、市民に開かれた議会と市民参加の住民自治を推し進める議会として、市民の負託にこたえる決意を明記いたしました。 続いて、第1章総則、第1条では、市民の負託にこたえ、市民の安全・安心な暮らし及び住む喜びが実感できる
近江八幡市の実現に寄与することを条例の目的に定め、それを受け、議会及び議員の活動原則を第2章として定めています。 また、この活動原則に基づく取り組み事項として、第3章として市民と議会の関係、第4章として行政と議会の関係、第5章として討論の尊重を規定しているものです。そして、これら活動原則に基づく取り組み事項を補完する事項として、第6章として委員会の活動、第7章として議会及び議会事務局の体制整備、第8章政務調査費、第9章として議員の政治倫理、身分及び待遇を定め、最後に第10章他の条例との関係及び見直し手続等を定めており、全部で10章21条で構成されているものです。 次に、条例中、特徴的な規定内容について申し上げます。 まず、第5条議会の市民参加及び市民との連携において市民が意見を述べられるような懇談会、議会報告会等の開催をし、市民との意見交換を行い、政策提言の拡大を図ることを明記しました。 第6条では、市長等は、議員の質問に対してその趣旨の確認等のため、議長の許可を得て反問することができるとし、質問の論点、争点を明確にするため、議長が定める許可基準に基づき、逆に質問ができるといたしました。 第10条議員相互間の自由討議では、議会は、言論の場であり、合議制機関であることを踏まえ、現在でも、委員会等で一部自由討議が行われていますが、今後はさらに活発な自由討議が重要であるとの考えから、議員間の自由討議を明記いたしました。 第16条政務調査費の執行及び公開については、政務調査費の執行に当たっては使途の透明性を確保し、議会から積極的に公開することを明記しました。 また、二元代表制を担う議会の役割を果たしていくため、条例全体を通じて、議会の重要な権能である政策立案及び提言に関する機能の強化の必要性及びその重要性を規定しております。 このほか、議員定数及び議員報酬の改正に当たっては、市民の直接請求及び市長が提出する場合を除き、明確な改定理由を付して、法に基づき、委員会または議員から提出するものと定め、ほか政治倫理に関する規定なども網羅しております。 このように、本条例は議会に関する事項を総合的、体系的に定めているものであり、
近江八幡市議会にとって最も基本的かつ重要な条例として位置づけられているものであります。 最後に、これまで以上に、私たち議員が選挙によって選ばれた市民の代表者であることという基本原則に立ち、民意が市政に本当に反映されているかを常に考え、行動していくことを表明し、会第1
号近江八幡市議会基本条例の制定の提案理由の説明とかえさせていただきます。 議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(西居勉君) 次に、会第3号について提案理由の説明を求めます。
教育厚生常任委員長加藤昌宏君。 〔16番 加藤昌宏君 登壇〕
◆16番(加藤昌宏君) 委員会を代表しまして、会第3号の意見書を朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書。
国民健康保険の主な財源は、国、都道府県、保険者の負担金及び被保険者の保険料から成り立っております。 国民皆保険の根幹をなす
国民健康保険制度が創設されて50年以上が経過する中、加入者の層が大きく変化し、特に無職者や年金生活者等の低所得者の占める割合が増加いたしました。 その結果、高齢社会の進行や診療報酬の引き上げ等に伴う医療費の増大と相まって国保会計は赤字に陥り、加入者の保険料負担は家計の大きな圧迫となり、高過ぎて払えない等により収納率低下の要因となっております。 また、
被用者保険等と比較いたしますと同等の収入であっても、その負担額は2倍から3倍も高く、このまま放置するならば
国民健康保険は制度そのものが根底から崩壊しかねない状態にあります。 本来ならば、低所得者層の加入者の増大に対応して、国庫支出金とりわけ一般被保険者に係る療養給付費負担金の補助率をふやすことが不可欠でしたが、政府は具体的な施策を示されず、この数年間の国保会計の危機的な状況をより加速させた原因と考えられます。 よって、政府におかれましては、
国民健康保険制度の安定的かつ健全なる運営を図るため、国庫支出金の負担割合を従前の枠を超えて増額されるよう強く求めるものであります。 以上、議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
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△日程第6 質疑
○議長(西居勉君) 次に、日程第6、質疑に入ります。 それでは、ただいま上程しました議第56号並びに会第1号から会第3号までの4件について、質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。 休憩します。 午前11時18分 休憩
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○議長(西居勉君) 再開します。 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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△日程第7
委員会付託
○議長(西居勉君) 次に、日程第7、
委員会付託に入ります。 ここでお諮りします。 ただいま議題となっています議第56号並びに会第1号から会第3号までの4件については、会議規則の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、議第56号並びに会第1号から会第3号までの4件については、
委員会付託を省略することに決しました。 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。 休憩します。 午前11時19分 休憩
~~~~~~~~~~~ 午前11時19分 再開
○議長(西居勉君) 再開をします。
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△日程第9 討論・採決
○議長(西居勉君) それでは、日程第9、討論・採決に入ります。 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決をいたします。 まず、市長提出議案を起立により採決します。 お諮りします。 議第56号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第56号は原案に同意することに決しました。 次に、議員提出議案を起立により採決します。 まず、会第1号を採決します。 お諮りします。 会第1
号近江八幡市議会基本条例の制定については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第1号は原案を可決することに決しました。 次に、会第2号を採決します。 お諮りします。 会第2
号近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第2号は原案を可決することに決しました。 次に、会第3号を採決します。 お諮りします。 会第3号
国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第3号は原案を可決することに決しました。
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△日程第10
特別委員会の
中間報告
○議長(西居勉君) 次に、日程第10、
特別委員会の
中間報告に入ります。 新クリーンセンター整備特別委員長から、
中間報告を行いたい旨の申し出がありますのでこれを許します。 新クリーンセンター整備特別委員長川崎益弘君。 〔15番 川崎益弘君 登壇〕
◆15番(川崎益弘君) 新クリーンセンター整備
特別委員会の
中間報告を行います。 新クリーンセンター整備
特別委員会は昨年6月定例会で設置され、旧
近江八幡市において喫緊の課題となっていた新一般廃棄物処理施設の整備について議論を重ねてまいりました。 昨年3月の新市発足までに新施設の候補地を選定するに至らず、昨年5月に全自治会を対象として新一般廃棄物処理施設等の整備に向けた意向調査が行われました。 自治会の総意として受け入れていただけること、施設の稼働予定期間がおおむね25年であること、3から4ヘクタールの面積を確保いただけること等を条件に、8月末まで自治会からの意向を調査されたところ、竹町、新巻町、北津田町の3自治会から受け入れを表明していただきました。 その後、3つの候補地においてボーリング調査が行われ、その物理的結果や都市計画、土地利用に関する制限、自然、風景計画等との関連性などの社会的条件、収集運搬の効率性、最終処分場への近接性などの経済性、効率性の観点から候補地の絞り込みが行われ、本年1月に竹町を候補地とすることが正式に発表されました。 これは積年の課題解決に向けて踏み出した一歩でありますが、大きな前進であり、受け入れを表明いただいた竹町自治会のご理解に感謝申し上げます。 また、候補地の正式発表と同時に、約9ヘクタールの敷地に新施設と併設して、余熱利用も視野に入れた健康増進施設を含む公園を整備する旨の発表も行われました。受け入れに当たって、厚生施設等地元の要望があることは理解できます。 新一般廃棄物処理施設整備は本市にとって最優先に取り組まなければならない課題でありますが、新施設を含む全体計画が示されず、当委員会として、責任を持っての的確な判断に苦慮する状況でありました。 議会としまして、厚生施設の概要並びに整備方針、手法、その他の大型事業を多く抱える中での財政計画等について説明を求めたところであり、当局におかれては、国の補助メニューも調査し、庁内関係課による検討を重ねておられるようですが、一刻も早く提示されることを求めます。今後、1年をかけて生活環境影響調査やその他の調整が行われます。当局には、途中経過も含め随時説明を求めてまいります。 以上で新クリーンセンター整備
特別委員会の
中間報告といたします。議員皆さんのご理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(西居勉君) 以上で
特別委員会の
中間報告を終わります。 ここでお諮りします。 議会改革
特別委員会及び新クリーンセンター整備
特別委員会の各委員長から、委員会において審査中の事件につき、会議規則の規定に基づき、閉会中の継続審査の申し出があります。 各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことに決しました。 ここで休憩をいたします。 午前11時28分 休憩
~~~~~~~~~~~ 午前11時48分 再開
○議長(西居勉君) 再開します。 ここでお諮りします。 この際、決議についての件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よってこの際、決議についてを日程に追加し、議題といたします。
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△追加日程 決議について
○議長(西居勉君) それでは、会第4号を上程し、件名を事務局から朗読させます。 議会事務局長立岡功次君。
◎事務局長(立岡功次君) 朗読します。 平成23年第1回(3月)
近江八幡市議会定例会議員追加提出議案会第4号
東北地方太平洋沖地震における被災地への救援活動及び防災対策の推進に関する決議について 以上であります。
○議長(西居勉君) 提案理由の説明を求めます。 山本英夫君。 〔27番 山本英夫君 登壇〕
◆27番(山本英夫君) 提出者を代表し、会第4号の決議を朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
東北地方太平洋沖地震における被災地への救援活動及び防災対策の推進に関する決議。 去る11日に発生した
東北地方太平洋沖地震は、津波によって東日本の多くの市町村を水没させ、また、被災地における原子力発電所では放射能漏れが発生するなど甚大な被害をもたらしました。 今回の震災で亡くなられた方々とそのご遺族に対し、深く哀悼の意を表し、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 全力を挙げての救済と一日も早い復興を願うものです。 かつてない我が国未曾有の危機を打開するため、国民総力を挙げて復興に取り組まなければならない事態であり、本市としても、被災地への積極的な救援活動を継続的に行うとともに、市民の皆様にもご支援を求めるものです。 あわせて、政府におかれては、総力を挙げての救済と復興に取り組む自治体への財政支援を初め、あらゆる支援措置を講じ、今後の防災対策にも万全を期されるよう強く求めます。 以上、決議します。 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いします。
○議長(西居勉君) ここでお諮りします。 ただいま上程しました会第4号の決議につきましては、質疑等を省略し、直ちに採決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。 お諮りします。 会第4号
東北地方太平洋沖地震における被災地への救援活動及び防災対策の推進に関する決議について、賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(西居勉君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第4号は原案を可決することに決しました。 ここでお諮りします。 本日意見書が可決されましたが、字句その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(西居勉君) ご異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は、議長に一任願うことに決しました。 以上をもって、本日の日程は全部終了し、本定例会に付議されました案件はすべて議了しました。 ここで、市長からごあいさつをいただきます。 市長冨士谷英正君。 〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、このたびの未曾有の大惨事となりました東北関東大震災におきまして、とうとい命を落とされた多くの方々のご冥福を念じ上げますとともに、心から哀悼の誠をささげたいと存じます。また、連日、震災関係の報道で、日に日に被害状況が明らかになるにつれて、目頭が熱くなり胸の痛みを感じ、本当にいたたまれない思いをしているところであります。津波に町全体が飲み込まれる姿や、町が猛火に包まれる姿、あるいは家屋のほとんどが倒壊した姿や、町全体が水に没したままの姿などを見るにつけ、また原子力発電所の非常事態や被曝された方も出るなど、お話を聞くにつれ、ただただ驚き、自然災害の恐ろしさに言葉を失うばかりでございます。 まさに仏法で申しますならば「世の無常」、すなわち「世は常に一定ではない」という意味ではなかろうかと思います。余震におびえながら、ご家族や親戚、あるいは友達の安否を気遣い、電気もなく寒い中で避難生活を心配しながら送っておられる方々に、本当に幾度となく心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 国を挙げて、自衛隊や警察、消防、自治体、また医療関係者等、あらゆる関係の方々が懸命に救助活動を続けておられます。無事救出された方の姿をテレビで拝見しますと、本当によかったと思い、心がほっとするところであります。どうか、多くの方々が救出され、心身ともに元気を回復されますよう心から念じてもおります。また、全力で救助活動を行っておられる方々に、お礼とねぎらい、そして励ましの言葉を送りたいとも思います。 本市といたしましても、どのような支援ができるのかを考えておりますが、地震が起こりました11日金曜日夜には、早速、総合医療センターの災害派遣医療チーム3チームのうちの1チーム、いわゆるディーマット(DMAT)所属の医師2名、そして看護師2名、業務調整員2名の6名が、被災地に向け出発し、翌12日早朝から正午まで仙台医療センターで、また、13日からは石巻市へ移動し、14日深夜からも石巻赤十字病院で支援活動に従事していただいているほか、災害派遣医療チームのもう一チーム6名に、要請があればすぐに出発できるよう待機をしていただいているところでもございます。 また、給水支援につきましても、12日土曜日午後に、給水車1台と職員2名が、宮城県の角田市へ向け出発し、翌13日午後から給水支援活動を行っているところであります。また、消防支援といたしまして、東近江行政組合消防本部から緊急消防支援隊5隊21名が、11日金曜日夕方に被災地に向け出発しております。また、建物応急判定支援として、来週から、判定職員2名を福島県へ派遣する予定をしておるところであります。 また、昨日14日月曜日には、早朝より臨時部長会議等を開催をしまして、震災に対する本市の支援状況や今後の支援活動、また今回の震災を教訓にした災害状況を調査分析した危機管理対策と耐震不足建物に対する対応策などを協議し、早速、震災義援金の募金箱を市役所ロビーを初めとしまして安土町総合支所、総合福祉センターひまわり館等へ設置いたしましたところ、早速、早朝から義援金の申し出を各方面よりいただきました。 その中の一つをご披露させていただきたいと存じます。昭和28年の日野川決壊時に、大変な支援を受けたことが今でも忘れられなくて感謝いたしております。あの当時の気持ちを考えますと、今回の震災に、いても立ってもいられなくなり、わずかではありますが義援金として使っていただきたいと、100万円の大変とうとい申し出がありましたことをまずご報告させていただきたいと存じます。 その他、けさも、本当に、各種団体あるいは自治会からも、数万円の義援金をいただいているところでございます。 議員の皆さんや市民の皆さん方も大変心配され、何かできることはないかと思っておられることだと存じますので、本市の震災に対します支援状況をホームページや広報「おうみはちまん」等を通じまして、逐次報告させていただきますので、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 なお、本市といたしましては、今回の地震によります被害はなかったということをつけ加えさせていただきたいと存じます。 さて、湖国に春の訪れを告げる左義長祭も過ぎ、めっきり春めいてまいりました。去る2月21日に、平成23年第1回市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆さん方には、ご提案させていただきました議案につきまして慎重なるご審議をいただき、いずれも原案どおりご可決を賜りましたことに対しまして、心から厚くお礼申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。 今議会の審議の過程におきまして、議員の皆さん方から賜りました多くのご意見やご提言等につきましては、これを私以下、全職員が真摯に受けとめ、今後の市政運営に着実に反映されるよう鋭意努力してまいりたいと存じます。 また、特に安土町地域自治区の皆さん方のご要望の高かった市民バスにつきましては、4月1日から新しく安土地域に3コース走らせる運びとなり、3月15日号広報「おうみはちまん」と一緒に、ルートマップと時刻表を全戸配布させていただいたところであります。市民の皆さんにも、旧
近江八幡市域を走っております市民バスも含め、どうぞ、気軽にどんどんご利用いただきたいと思います。 さて、4月1日から統一地方選が始まりますが、議員の皆さん方におかれましては、多くの住民の方々の負託を受けられ、市町の議会議員にご当選されたわけでございますが、これまで住民の福祉向上のため尽力され、数々のご功績を残されましたことに対しまして、深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げる次第でございます。来る4月10日に執行されます滋賀県議会議員の一般選挙に、当市議会議員の中から立候補を予定されておられる方がおありのようにもお聞きしておりますし、また4月24日に執行されます
近江八幡市議会議員の一般選挙に、多くの方々が引き続き立候補を予定されておられるともお聞きいたしておるところであります。どうかご健闘をいただき、見事にご当選され、なお一層、市政発展のためご尽力賜りますようお願い申し上げるものであります。また、今期をもちまして、ご勇退されます皆さん方におかれましては、市政発展のために今日までひとかたならぬご尽力を賜り、まことにありがとうございました。市議会を離れられましても、それぞれのお立場から、市政発展のためにご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げる次第でございます。 間もなく桜の開花も見られ、穏やかな季節となってまいりますが、議員の皆さん方におかれましては、どうか健康にはくれぐれもご留意いただき、さらなるご活躍を念じ上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を心から祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきたいと存じます。まことにありがとうございました。
○議長(西居勉君) 第1回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
東北地方太平洋沖地震に対する被災地への救援活動並びに防災対策の推進について決議をしたところでございます。かつてない我が国未曾有の危機を打開するため、国民が総力を挙げて復興に取り組まなければならないと思っております。 議員を初め、市当局、市民の皆様にもさまざまなご支援をお願いするものでございます。 なお、支援活動に当たられる当局におかれましては、二次災害のないよう十分に注意されるようお願いするものであります。 また、議会としましても、安全で安心なまちづくりの重要性を再認識し取り組んでまいりたい所存であり、特に耐震不足の公共施設に対する対策を講じられることを当局にお願いするものであります。 去る2月21日に開会しました本定例会も、議員各位を初め、市長並びに当局の皆様方のご協力によりまして、本日ここに無事閉会の運びとなりました。厚く御礼を申し上げます。 当局の皆様方におかれましては、今定例会におきまして、各議員から出されました意見や要望を十分に尊重され、市政の一層の発展に努められるようお願い申し上げます。 さて、今議会は私ども議員任期中の最後の定例会となりましたが、合併により新しい
近江八幡市が誕生し、在任特例により30名という大世帯の議会構成の1年でございました。 真の市民福祉の向上を目指し、旧市町の行政運営の差異に係る諸調整を初め、新しい市政運営の確立に向けて、多くの課題が山積する中でのスタートでございました。 このような中、微力ながら私が新市の初代議長の重責をお預かりし、今般、無事、3月定例会を終えることができますのも、議員各位並びに市当局の皆様方のご理解、ご協力のたまものと厚く御礼を申し上げます。 また、市民に開かれた議会、市民参加の住民自治を推し進める議会として、さらなる議会改革を確かなものとするため、議会基本条例の制定に取り組み、議会運営に対して口角泡を飛ばす議論を重ねたことは、印象に残る経験であったと思います。今後は、本条例に基づき、二元代表制を担う議会の役割を果たすため、議会の政策立案及び提言に関する機能の強化を図ってまいりたい所存でございます。 さて、私たち議員の任期は来る4月29日をもちまして満了いたしますが、再選を目指される議員各位におかれましては、大いに健闘され、全員そろって当選の栄を得られますようご祈念申し上げるものでございます。 また、今期限りで勇退される議員におかれましては、在任中は
近江八幡市政の発展並びに議会運営にご尽力を賜りましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。 この上は、健康に十分ご留意をいただき、市政発展に変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、閉会のあいさつといたします。 それでは、これをもちまして平成23年第1回
近江八幡市議会定例会を閉会をします。ご苦労さまでございました。 午後0時10分 閉会
~~~~~~~~~~~ 会議規則第81条の規定により下記に署名する。 平成23年3月15日
近江八幡市議会議長 西 居 勉 署 名 議 員 保 知 七 郎 署 名 議 員 善 住 昌 弘...